体験レッスンの日が近づくと、「前日に、ひとこと送ったほうがいいのかな」と迷う先生は多いと思います。送りすぎると、せかしているようにも見えます。何も送らないと、場所や時間を忘れられていないか気になります。
前日の連絡は、「返事のいらない、4行くらいのお知らせ」にすると、送る先生も受け取る方も楽になります。
この記事で分かることは、次の3つです。
- 体験レッスンの前日に送る連絡に、入れることと入れないこと
- 保護者の方向け・大人の方向け、そのまま使える前日の例文
- 当日の朝に送るかどうかの考え方と、AIに下書きを頼む文
なお、この記事は体験レッスンに料金をいただく教室を前提に書いています。
前日の連絡で入れるのは、日時・場所・持ち物の3つ

はじめて来る方にとって、教室は「知らない場所」です。迷わず着けるか、何を持っていけばいいか、どんな服装か。小さな不安がいくつも重なっています。
前日の連絡は、その不安を先に軽くするための1通です。入れるのは、次の3つだけで十分です。
- 日時(何時から、何時ごろまで)
- 場所(最寄りの駅やバス停からの行き方、入り口の目印)
- 持ち物(何もいらないのか、あると安心なものがあるのか)
料金をいただく場合は、前日にも金額とお支払いの方法を一行そえておくと、当日の受付がスムーズです。申込みのお返事ですでに伝えている場合は、重ねて書かなくても大丈夫です。
申込みのお返事そのものの書き方は、別の記事でくわしく紹介しています。ここでは、そのあとの「前日」に絞ってお話しします。
前日の連絡の例文|保護者の方向けと大人の方向け
送る時間は、前日の昼ごろがおすすめです。夜遅くだと、見落とされやすくなります。文面の一人称や先生の呼び方は、ご自分の言い方に直してください。○○(お名前)、△△(お子さんのお名前)、◇(時間)、□□(場所)を入れかえて使えます。
まず、お子さんが習う場合の、保護者の方向けです。
明日は、△△ちゃんの体験レッスンですね。
時間は◇時からです。場所は□□です。
玄関に着いたら、そのままお入りください。
持ち物は、何もありません。手ぶらで大丈夫です。
ゆっくり、楽しい時間にしましょう。
お会いできるのを、楽しみにしています。
次に、ご本人が習う、大人の方向けです。
明日は、体験レッスンですね。
時間は◇時からです。場所は□□です。
10分ほど早く着いても、遅れても、大丈夫です。
持ち物は、何もありません。手ぶらで大丈夫です。
弾けなくても、緊張しなくても大丈夫です。
○○さんのペースで進めます。
お会いできるのを、楽しみにしています。
どちらも、「返事をください」という一文は入れていません。返事がなくても、予定は変わらないからです。
持ち物が本当に何もいらない教室で、この文面が使えます。教本やノートが必要な教室は、「持ち物は、◇◇だけです」のように書きかえてください。実際にそうでないことは、書かないようにします。
当日の朝にも送る?送らない?の考え方

当日の朝は、必ず送るものではありません。前日の連絡で日時・場所・持ち物が伝わっていれば、基本はお待ちするだけで大丈夫です。
送ったほうがいいのは、次のようなときです。
- 場所が分かりにくく、入り口で迷いそうなとき
- 雨や雪など、天気で足元が心配なとき
- 前日の連絡に、返事もなく、読まれたか分からないとき
このときも、長く書く必要はありません。「今日はお待ちしています。入り口に着いたら、そのままお入りください」くらいで十分です。前日の連絡を繰り返さず、新しい情報があるときだけ足します。
もし時間になっても来られない場合は、責めるような連絡にならないよう、「体調など、変わりはありませんか。日にちを変えることもできます」のように、都合を気づかう形にします。ただし、これは先生ご自身の教室の決まりに合わせて決めてください。
送る前の3つの点検と、AIでの下書きの頼み方
前日の連絡は短いので、さっと送りたくなります。送る前に、次の3つだけ見直します。
- 急かす言葉が入っていませんか(「お早めに」「遅れないように」など)
- 質問で終わっていませんか(返事を書かないといけなくなります)
- 日時・場所・持ち物が、申込みのお返事と食い違っていませんか
毎回ゼロから書くのが大変なときは、AI(ChatGPTなど)に下書きを頼むと楽です。先生は秘書に頼むように、下の文を貼って、【 】の中だけ書きかえます。
明日の体験レッスンの前日に送る、短い連絡の下書きを書いてください。
・相手:【小学2年生の女の子のお母さん】
・日時と場所:【◇月◇日(◇)◇時から、□□教室】
・持ち物:【手ぶらで大丈夫】
・決まり:返事を求めない。急かさない。質問で終わらない。
・長さ:150字くらい。やわらかい言葉で。絵文字は使わない。
AIに貼る前に、生徒さんや保護者の方のお名前や連絡先は消してください。返ってきた下書きは、日時や場所が合っているかを確かめて、先生の言葉に直してから送ります。
まとめ
- 前日の連絡は、日時・場所・持ち物を入れた、返事のいらない4行くらいにする
- 送る時間は前日の昼ごろ。当日の朝は、新しい情報があるときだけ
- 急かさない・質問で終わらない・申込みのお返事と食い違わないを点検する
今日やることは、1つだけです。いま使っている前日の連絡を開いて、最後の一文が「質問」で終わっていないか見てみてください。そこを「お会いできるのを、楽しみにしています」に変えるだけでも、受け取る方は気が楽になります。
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