体験レッスンの申込みが届いた。うれしいのに、返事を書く手が止まってしまう。夜に届いたら、今すぐ返すべきなのか。くわしいことは、どこまで書けばいいのか。体験レッスンの料金をいただく教室なら、金額のことも気になりますよね。
先に結論をお伝えします。申込みへの返事は、「申込みへのお礼」「日時・場所・持ち物」の3つが入っていれば十分です。前日の連絡は、4行ほどで足ります。
この記事の文例は、ピアノ教室でも、ほかの音楽教室でも、そのまま写して使える形にしています。ご自分の言い方(先生・お名前など)に直してお使いください。
この記事で分かること
- 体験レッスンの申込みが届いたときの返事に、入れるものと、返す時期
- 問い合わせへの返信は、日にちの候補を2つ出すと、返事が楽になること
- 前日の連絡を、4行ほどで書くコツ(保護者の方向け・大人の方向けの文例つき)
申込みが届いたら、その日のうちに返す

はじめての教室に申し込むのは、勇気がいります。返事が早いだけで、「ここは安心だ」と感じてもらいやすくなります。
夜に届いた申込みは、「受け取りました」だけを夜のうちに返して、くわしい返事を翌朝に送っても大丈夫です。先生の夜の時間も、大事にしていいんです。
返事に入れるのは、次の3つです。
- 申込みへのお礼
- 日時・場所・持ち物
- 気になることがあれば、返信してほしいというひとこと
体験レッスンの料金をいただく教室は、金額とお支払いの方法も、ここで一行入れておきます。当日になって初めて金額を知ると、相手は戸惑ってしまうからです。料金がかからない教室は、その一行を消してください。
お子さんが習う場合の例文です。
△△ちゃんにお会いできるのを、楽しみにしています。
日時:◇月◇日(◇)◇時から
場所:□□(◇◇駅から歩いて◇分)
【料金】体験レッスンの料金は◇円です。当日、お支払いください。
持ち物は、何もありません。手ぶらで大丈夫です。
楽譜が読めなくても、はじめてでも、大丈夫です。
当日までに気になることがあれば、このメールに返信してください。
お会いできるのを、楽しみにしています。
ご本人が習う大人の方には、「はじめての方がいちばん心配すること」を1つ、先に答えておきます。そのひとことが、申込みの不安を軽くしてくれます。
お会いできるのを、楽しみにしています。
日時:◇月◇日(◇)◇時から
場所:□□(◇◇駅から歩いて◇分)
【料金】体験レッスンの料金は◇円です。当日、お支払いください。
持ち物は、何もありません。手ぶらで大丈夫です。
楽譜が読めなくても大丈夫です。
気になることがあれば、このメールに返信してください。
当日は、○○さんのペースで進めます。
教室に合わない一文は、消して大丈夫です。たとえば「大人になってからはじめた方も、いらっしゃいます」のように、実際にそうでないことは書かないでくださいね。
問い合わせへの返信は、日にちの候補を2つ出す
「ピアノ教室の体験レッスンを受けたいのですが」という問い合わせにも、同じ考え方で返せます。質問に答えて、体験レッスンの日にちの候補を出します。
日にちは、「いつがよろしいですか」と広く聞かず、2つの候補から選んでもらいます。広く聞かれると、相手は予定を調べて、考えないといけなくなるからです。
希望の日が埋まっているときも、断る返事にはしません。代わりの日を2つ出す返事にします。
- ご希望の◇月◇日は、あいにくお席が埋まっていました、と先に伝えます。
- 代わりの日を、① ◇月◇日(◇)◇時、② ◇月◇日(◇)◇時のように、2つ書きます。
- 「①」「②」とだけ返信いただければ決まります、と添えます。
「お席が埋まっている」と書くのは、本当に埋まっているときだけにします。
問い合わせだけで、体験レッスンの申込みがないままの方には、質問への返事のあとに、1通だけ補足を送れば十分です。「いつまでにお申し込みを」とは書かず、そのあとは、相手のペースを待ちます。
前日の連絡は、4行で足りる

はじめての場所は、場所も持ち物も不安だらけです。前日にひとこと届くだけで、当日の緊張がやわらぎます。
前日の連絡は、前日の昼ごろに送ります。長く書かず、4行ほどに収めます。入れるのは、時間、場所、持ち物、そしてやさしいひとことです。
大人の方が習う場合の例文です。
明日は、体験レッスンですね。
時間は◇時からです。場所は□□です。
10分ほど早く着いても、遅れても、大丈夫です。
持ち物は、何もありません。手ぶらで大丈夫です。
弾けなくても、緊張しなくても大丈夫です。
○○さんのペースで進めます。
お会いできるのを、楽しみにしています。
ここで大事なのは、返事を求める一文を入れないことです。「ご都合は変わりありませんか」と書くと、相手はもう1通、返事を書かないといけなくなります。返事がなくても、予定は変わりません。
お子さんの場合は、「△△ちゃんの体験レッスンですね」と名前を入れて、保護者の方に宛てて送ります。
送る前に見る、3つの点検
文面ができたら、送る前に次の3つだけ見てください。
- 返事がいる形になっていませんか。前日の連絡や、お礼の連絡は、返事がなくても困らない形で終えます。
- 書いたことは、本当のことですか。「お席が埋まっている」「大人の方もたくさんいらっしゃる」など、実際にないことは書きません。
- 長すぎませんか。はじめての方が読むのは、スマホの小さな画面です。4〜5行を目安にします。
ここまでが、体験レッスンの前の連絡です。体験レッスンが終わったあとの連絡は、場面が変わるので、この記事では扱いません。
まとめ
- 申込みの返事は、お礼・日時と場所と持ち物・気になることは返信を、の3つで十分です
- 問い合わせへの返信と、日時が合わないときの返事は、日にちの候補を2つ出して、「①」「②」で選んでもらいます
- 前日の連絡は4行ほどで、返事を求める一文は入れません
今日やることは、1つだけです。いま使っている申込みの返事を開いて、日時・場所・持ち物の3つが入っているか、見てみてください。足りないところが1つ見つかれば、それだけで、次に届く申込みへの返事が変わります。
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