レッスンが終わって、ほっとひと息。「そういえば、ブログを書かなきゃ」と思い出して、パソコンを開く。そこで画面の前の手が止まってしまう。ピアノ教室の先生から、よくもらうお悩みです。
先に結論をお伝えします。ブログのネタは、ひらめきで探さなくて大丈夫です。「曜日ごとの型」と「月ごとの季節ネタ」を先に決めておくと、「何を書こう」は「今日は水曜だから、よくある質問」に変わります。
この記事で分かることは、次の3つです。
- ピアノ教室のブログに、何を書けばいいか(7つの型と、書かなくていいこと)
- 11月・12月・1月の、季節ネタの題材と書き出しの例
- そのまま使える、ブログの短い記事の例文2通と、AIへの頼み方
ピアノ教室のブログは、書く内容を7つの型に分ける

ブログのネタが出てこないのは、先生の引き出しが少ないからではありません。毎回「何でもいいから、ひとつ探す」という決め方が、とても大変なのだと思います。
そこで、書く内容を先に7つの型に分けておきます。曜日に1つずつ当てはめると、迷う時間がぐっと減ります。
- 月:レッスンのひとこま(今週の教室であったこと)
- 火:ひとことレッスン(練習のコツを1つ)
- 水:よくある質問(月謝、持ち物、始める年齢など)
- 木:季節と教室のおしらせ
- 金:先生のこと(好きな曲、教室を開いたきっかけ)
- 土:「できた」の記録(生徒さんが名前の出ない形で)
- 日:来週の予告
ブログは、毎日書かなくて大丈夫です。週に1本、曜日を決めておくくらいで十分です。7つの型のうち、書きやすいものから1つ選んで、まず1か月続けてみてください。
書かなくていいことも、決めておくと楽になります。生徒さんの名前や学校名、制服が分かる話は入れません。お子さんが写る写真は、保護者の方に一言伝えて、了承をいただいてからにします。「必ず上達します」のような、約束の言葉も使いません。
そして、1つの題材は、1回で使い切らなくて大丈夫です。たとえば「椅子の高さ」の話を、ブログの記事にして、のちにお便りのひとことにも回せます。ネタを毎回ちがうものにしなくていいので、30題材が10題材で足ります。
季節ネタは、月ごとに先に決めておく
ブログのネタ探しでいちばん楽なのは、季節です。ピアノ教室の1年は、季節と行事に合わせて動いています。日付は年によってちがうので、ご自分のカレンダーに合わせて、使ってくださいね。
これから迎える3か月分を、並べてみます。
11月の題材
教室の予定の例:発表会の本番、冬休みの案内
ブログの軸:本番前の気持ちの整え方、感謝のひとこと
書き出し例:「日が短くなってきました。レッスンのあとの帰り道、気をつけてお帰りください。」
12月の題材
教室の予定の例:年内最後のレッスン、冬休みのお知らせ
ブログの軸:今年の「できた」を並べる、来年の席のおしらせ
書き出し例:「今年も、一年ありがとうございました。年内の最終レッスンのおしらせです。」
1月の題材
教室の予定の例:冬休み明け、新年度の準備
ブログの軸:「今年の小さな目標」を1つ決める話
書き出し例:「あけましておめでとうございます。今年、弾いてみたい曲はありますか。」
ここで1つ、コツがあります。発表会、長期休み、生徒さんの募集の3つは、2か月前から少しずつ話題にします。前日に突然出すより、読む方に「そろそろだな」と思ってもらえます。
「軸」は、その月の水曜や土曜の題材を決めるときの目印です。たとえば12月なら、水曜は「冬休み中の練習はどうしたらいいですか」という質問の回、土曜は今年の「できた」の記録、というふうに置いていけます。
ブログの短い記事は、500字くらいの型で書く

ブログの記事は、長く書かなくて大丈夫です。500字くらいを、次の順番で組み立てます。
- はじめ:あいさつと、今日のお話の紹介
- まん中:伝えたいことを1つだけ。理由もひとこと添える
- おわり:読んだ方が、今日からできること
どんな文になるか、例を2通載せました。○○や【 】の中を、教室の様子に書きかえてください。言い方は、ご自分の言葉に直して大丈夫です。
例文1:レッスンのひとこま(月曜の型)
こんにちは!
○○ピアノ教室の○○です。
今日は、レッスンの最初の3分のお話です。
うちの教室では、席に着いてすぐ鍵盤には触れません。
まず、手をあたためて、今週のことをおしゃべりします。
緊張した手で弾きはじめると、力が入りやすいからです。
おしゃべりの内容は、何でも大丈夫です。
「眠いです」という日があってもいいと思っています。
【教室の本当のことに、書きかえてください】
例文2:ひとことレッスン(火曜の型)
こんにちは!
○○ピアノ教室の○○です。
今日は、ピアノの椅子の高さのお話です。
鍵盤に向かったときに、ひじが鍵盤とほぼ同じ高さになるのが目安です。
低すぎると肩に力が入って、高すぎると手首が落ちてしまいます。
お子さんの足が床に届かないときは、足台を使ってください。
足がぶらぶらすると、からだが安定せず、音も不安定になりやすいからです。
ぜひ、今日の練習から、たしかめてみてください。
どちらも、伝えたいことは1つだけです。教室の本当のことを、やさしく書くだけで、先生の人柄は伝わります。無理に上手な文章にしようとしなくて大丈夫です。
1か月分は、日曜の1時間でまとめて作る
型と季節ネタが決まったら、最後は「作る時間」です。毎日、夕方に1本ずつ書こうとするから、3日目で止まってしまいます。
おすすめは、月に1回、日曜に1時間だけ取って、1か月分をまとめて作ることです。ブログなら、週1本の予約投稿が4本です。
- 今月の教室の予定を書き出す(10分)
- 週ごとの題材を、型と季節ネタから決める(10分)
- AIに下書きを頼む(15分)
- 写真を決める(10分)
- 予約投稿に入れる(10分)
- 来月のためのふり返りを1行、メモする(5分)
下書きは、ChatGPTなどのAIに頼めます。AIは「秘書」のように使います。作ってもらった文を読んで、自分の言葉に直して、送る前に事実を確かめるのは先生です。次の文を貼って、【 】の中だけ書きかえてください。
AIへの頼み方(ブログの下書き)
・題材:【椅子の高さが音を変える】
・先生が伝えたいこと:【ひじが鍵盤と同じ高さが目安。足がぶらぶらするなら足台を使う】
作るもの:ブログの短い記事(500字くらい。題名つき)
決まり:
・一人称は「私」。です・ます調。
・生徒さんの名前や顔の話は入れない。
・「必ず上達します」のような約束の言葉は使わない。
・絵文字は使わない。
AIに貼る前に、生徒さんや保護者の方のお名前、連絡先、教室の住所は消してくださいね。WordPressなら「公開」の横にある日時の項目から、アメブロなどのブログサービスなら投稿画面の日時の項目から、予約ができます。
まとめ
- ブログのネタは、7つの曜日の型と、月ごとの季節ネタで先に決めておく
- 記事は500字くらい。伝えたいことは1つだけで、教室の本当のことをやさしく書く
- 1か月分を、日曜の1時間にまとめて作って、予約しておく
今日やることは、1つだけです。7つの型の中から、書きやすいものを1つ選んでください。そして、来月の季節ネタを、紙に1行だけ書いてみませんか。「今日は何を書こう」と悩む夜は、先に決めておくことで、少しずつ減っていきます。
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「やらなきゃ」を、「やれた」に。私は、いつでも先生の味方です。
この記事の文例を、まとめて使える形にしました
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30日分の見本と12か月の題材表で、1か月分を日曜の1時間で作る
くわしく見る(14日間の返金保証つき)