ChatGPTに投稿文を書いてもらったら、きれいな文章が出てきた。でも読み返すと、どこかよそよそしい。「これ、うちの教室の言葉じゃないな」と感じて、結局ぜんぶ書き直した。そんな経験はありませんか。
先に結論をお伝えします。AIの文が「よそゆき」になるのは、先生の腕前のせいではありません。教室のことを、まだ何も伝えていないからです。
この記事では、教室のことを先にAIへ渡す頼み方を、貼ってそのまま使える文例でお見せします。
- AIの文が「どこの教室にもある文」になる理由
- 教室のことを先に渡す、頼み方の文例
- 自分の言葉に近づけるための、もう一歩の頼み方
AIの文が「どこの教室にもある文」になる理由

AIは、先生の教室を見たことがありません。教室の雰囲気も、生徒さんの年齢も、先生の話し方も知らない状態で、文章を作っています。
知らないときのAIは、世の中にいちばん多そうな言い回しを選びます。「音楽の楽しさを、お子さまと一緒に」「心を込めて、丁寧にご指導します」。どの教室にあてはまる文になるのは、そのためです。
つまり、AIが悪いのでも、先生の頼み方が下手なのでもありません。材料が足りないだけです。
材料を渡せば、文は変わります。ここからは、渡し方のお話です。
なお、よそゆきになる理由と、教室の材料を1枚にまとめる「教室ノート」の作り方は、AIで書くと『よそゆき』になるのはなぜ?教室ノートの作り方でお話ししました。この記事では、そのノートを使って、AIに何と頼めばよいかの文例を中心にお見せします。
頼む前に、教室のことを先に渡す
頼み方の順番を、少しだけ変えます。「投稿文を書いて」と頼む前に、教室の基本情報を先に渡します。
渡すのは、長い説明でなくて大丈夫です。次の5つを短く書くだけで、AIの文はずいぶん教室らしくなります。
- どんな生徒さんが通っているか(年齢の中心、人数の感じ)
- 教室の雰囲気(やさしい、のんびり、など)
- 先生の話し方(です・ます調、一人称は「私」、など)
- 書いてほしくないこと(約束の言葉、生徒さんが分かる話、など)
- 投稿を読んでほしい人(保護者の方、大人の方、など)
この5つを、毎回の頼み方の頭にそのまま貼れる形にしておくと、日曜の1時間でも迷いません。文例にすると、こうなります。
【教室のこと】
・生徒さん:【小学生が中心。大人の生徒さんも数名】
・教室の雰囲気:【やさしく、おだやか】
・私の話し方:【です・ます調。一人称は「私」。かたい言葉は使いません】
・書いてほしくないこと:【「必ず上達します」のような約束の言葉。生徒さんの名前や顔の話】
・読んでほしい人:【小学生の保護者の方】
分かりましたか? 分かったら、「はい、準備できました」とだけ返事をしてください。
「準備できました」と返事が来たら、続けて本題を頼みます。教室のことを先に渡しておくと、同じ頼み方でも、返ってくる文の言葉づかいが変わります。
なお、AIに貼る前に、生徒さんや保護者の方のお名前、連絡先、教室の住所は消してください。【 】の中は、ご自分の教室に合わせて書きかえてください。
1つの題材から3つの形を作ってもらう頼み方
教室のことを渡したら、次は題材です。1つの題材から、Instagram・ブログ・LINEの3つの形を、一度に作ってもらう頼み方をご紹介します。
「椅子の高さが音を変える」のような、先生がいつも伝えていることが題材になります。「伝えたいこと」も一緒に書くのが、よそゆきを防ぐコツです。
・題材:【椅子の高さが音を変える】
・先生が伝えたいこと:【ひじが鍵盤と同じ高さが目安。足がぶらぶらするなら足台を使う】
作るもの:
1. Instagramの投稿文(200〜300字。改行を多めに。最後は1行の言い切りで)
2. ブログの短い記事(500字くらい。題名つき。最後に体験レッスンへのお誘いを1行)
3. LINEのひとこと(100字以内。やわらかい言葉で)
決まり:
・一人称は「私」。です・ます調。
・生徒さんの名前や顔の話は入れない。
・「必ず上達します」のような約束の言葉は使わない。
・絵文字は使わない。
「決まり」の欄が大切です。ここに書いたことが、AIの文に出てくる言い回しをしぼってくれます。
題材ごとに変えるのは、【 】の中だけです。毎回おなじ形で頼めるので、考える手間が減ります。
過去の投稿を見せて、文体を近づける頼み方

それでも「まだ少し、自分の言葉と違う」と感じることはあります。そのときは、先生がこれまでに書いた投稿文を、AIに見せます。
AIに文体の特徴を言葉にしてもらってから、その文体で書いてもらう。二段階にすると、「先生らしい言い回し」に寄っていきます。
この文体の特徴(文の長さ、言葉づかい、改行の位置、締め方)を、箇条書きで教えてください。
そのあと、その文体で、次の題材の投稿文を1つ書いてください。
・過去の投稿文:
【1つ目】
【2つ目】
【3つ目】
・次の題材:【 】
過去の投稿文に、生徒さんが分かる話が入っていたら、貼る前に消しておいてください。
出てきた文は、あくまで下書きです。事実のまちがい(曲名、作曲者の名前、数字)は、先生の目で確かめます。先生の教室ではしていないことが書かれていないかも、見てください。
「私の言葉ではないな」と感じる所は、そこだけ直せば大丈夫です。全部を書き直す必要は、もうありません。
まとめ
AIの文が「どこの教室にもある文」になるのは、教室のことを知らないまま書いているからでした。頼む前に、生徒さん・雰囲気・話し方・書いてほしくないこと・読んでほしい人の5つを渡す。それだけで、文の言葉づかいは変わります。
最初から上手に頼めなくても、責めることはありません。まずは「教室のこと」の文を1回貼るところから、始めてみてください。
「やらなきゃ」を、「やれた」に。私は、いつでも先生の味方です。
あわせて読みたい
「やらなきゃ」を、「やれた」に。私は、いつでも先生の味方です。
この記事の文例を、まとめて使える形にしました
「今日は何を書こう」がなくなる。1か月分の発信を、日曜の1時間で作る
AIへの頼み方8本と30日の題材表で、1か月分をまとめて作れます
くわしく見る(14日間の返金保証つき)
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ChatGPTで教室の文章を自分らしく|AI文のよそゆきを直す頼み方 […]