12月が近づくと、ピアノ教室の先生は、あれもこれもと気ぜわしくなります。年末年始のおやすみの連絡、クリスマスの曲、1年のしめくくり。案内を出したいけれど、どんな言葉で、いつ出せばいいのか、手が止まる時期です。
先に結論をお伝えします。12月の案内は、「おやすみの連絡」「レッスンの中の小さな行事」「SNSの投稿」の3つに分けて考えると、1通ずつは短くて済みます。大きなクリスマス会を開かなくても、レッスンの中に小さな行事を入れるだけで、12月らしい空気は作れます。
この記事では、12月に使える投稿文と案内文の例文を、3通ご紹介します。
この記事で分かること
- 12月の案内を、3つに分けて出すと楽になる理由
- クリスマス会などの行事の案内に、入れておきたい項目
- そのまま写して使える、12月の投稿文と案内文の例文(3通)
12月の案内は、3つに分けて出す
12月は、お知らせしたいことが一度に重なります。1通の長い文にまとめようとすると、先生も書くのがたいへんですし、読む側も、いちばん大事な日にちを見落としやすくなります。
そこで、次の3つに分けておきます。
- 年末年始のおやすみの案内:12月の上旬に、日にちだけを見せて送る
- レッスンの中の行事の案内:クリスマス会や、1年の「できた」を発表する場について、前もって知らせる
- SNSの投稿:12月の教室の様子を、週に1本ずつ出す
おやすみの案内は、日にちが主役の連絡です。こちらは別の記事で、例文つきでくわしくまとめています。この記事では、あとの2つを中心にお話しします。
クリスマス会など、小さな行事の案内に入れる項目

クリスマス会というと、会場を借りて、衣装を用意して、と大がかりに思えるかもしれません。でも、そこまでしなくて大丈夫です。レッスンの時間の中に、小さなクリスマス会や、1年の「できた」を発表する場を入れるだけでも、生徒さんにとっては楽しい行事になります。
行事の形が決まったら、案内には次の項目を入れます。
- 日にちと時間(いつものレッスン時間のままか、変わるのか)
- 場所(いつもの教室か、別の場所か)
- 何をするか(クリスマスの曲を弾く、今年弾けるようになった曲を1曲聴かせてもらう、など)
- 参加のしかた(全員参加か、希望者だけか。服装や持ち物はあるか)
- 返事の期限(○月○日までに、ご連絡をお願いします)
とくに大切なのは、「何をするか」と「参加のしかた」です。ここが書かれていないと、生徒さんもご家族も、「練習が必要なのかな」「何か用意するのかな」と、心配になってしまいます。
いつものレッスンの延長で、気軽に弾く会であれば、そのことを一言そえておくと、安心して参加してもらえます。
たとえば、「いつものレッスンの時間に、クリスマスの曲を1曲だけ聴かせてください」くらいの軽さにしておくと、練習の負担を感じる方が減ります。上手に弾くことより、楽しく弾くことを大事にする会だと伝わるからです。
日にちと返事の期限は、箇条書きにして目立たせます。案内の本文は、やさしい言葉で短く書き、細かい決まりは文章の最後に分けて並べると、読みやすくなります。
そのまま使える12月の投稿文(例文)

行事の案内を出す前後に、SNSで12月の教室の様子を伝えておくと、生徒さんやご家族に、行事の雰囲気が先に伝わります。長く書く必要はありません。3〜4行で十分です。
1週目は、12月に入ったことと、レッスンの様子を伝える投稿です。
クリスマスの曲を、レッスンで弾く生徒さんが増えています。
鐘の音のような、きれいな音が教室に響いています。
3週目は、年内のレッスンが終わりに近づいたころの投稿です。1年の「できた」を、生徒さんに聞いてみた様子を書きます。
今日は、生徒さん一人ずつに、1年の「できた」を聞いてみました。
どの答えも、すてきでした。
どちらも、先生の目に映った教室の様子を、そのまま書いた文です。生徒さんのお名前や、お顔が分かる写真を載せたいときは、事前にご家族に確かめてからにしてください。
ご自分の教室の様子に合わせて、「クリスマスの曲」の部分を、実際に弾いている曲に入れかえてお使いください。
12月に、新しい生徒さんを迎える1通(例文)
年末は、お忙しい時期です。それでも、新しい年に、新しいことをはじめたい方から、お問い合わせをいただくことがあります。そのときの返事は、年内と年明けの両方の日にちを、並べて伝えるのがコツです。
次の文面は、お問い合わせへのお返事として使えます。体験レッスンの金額と日にちは、ご自分の教室に合わせて入れてください。
お問い合わせ、ありがとうございます。
○○教室の△△です。
年末は、お忙しいことと思います。
新しい年に、新しいことをはじめたい方に、
お声がけいただくことが多い時期です。
体験レッスン(□□円・30分)は、
年内か、年明けのどちらでも、お受けできます。
・年内:○月○日(□)○時
・年明け:○月○日(□)○時
ご都合のよい日をお知らせください。
日にちは、年内と年明けの2つに分けて、箇条書きにしておきます。年内に来られない方にも、「年明けでもいいのですね」と分かってもらえます。
なお、体験レッスンの金額を入れる場合は、教室のルールどおりに書いてください。「体験レッスン(□□円・30分)」のように、金額と時間を明記しておくと、お問い合わせの方が迷いません。
お返事は、お問い合わせをもらった当日か、遅くとも翌日までに出せると、相手の方も安心です。この1通を、12月のうちに下書きとして保存しておけば、いざというときにすぐ送れます。
文面は、ご自分の言い方(「私」「先生」など)に直してお使いください。
まとめ
- 12月の案内は、おやすみ・小さな行事・SNSの3つに分けると、1通ずつが短く済む
- 行事の案内には、日にち・場所・何をするか・参加のしかた・返事の期限を入れる
- 投稿文は3〜4行で十分。お問い合わせへの返事は、年内と年明けの日にちを並べる
今日やることは、1つだけです。12月のカレンダーを開いて、レッスン内の小さな行事をするかどうかを決め、するなら日にちだけ書き込んでみてください。案内の文は、そのあとからでも間に合います。
毎年12月になって、ばたばたと案内文を書いているなら、1年分の連絡や投稿を先に作っておくと、気持ちがぐっと軽くなります。
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