「ピアノ教室 最寄り駅」でGoogleマップを開いて、自分の教室を探してみたことはありますか。説明文の欄が空っぽで、写真は1枚もなく、営業時間も古いまま。そんな画面を見て、そっと閉じた先生もいらっしゃるかもしれません。
先に結論をお伝えします。Googleビジネスプロフィール(地図に出る教室情報)は、ホームページより先に直すのがおすすめです。説明文は120字ほどで十分で、入れるのは「どんな教室か」「誰に合うか」「体験レッスンの案内」の3つだけです。
この記事に出てくる「あおぞらピアノ教室」は、見本用に作った架空の教室です。名前や場所、金額は、先生の教室の事実に入れかえて使ってください。口コミのお願いの仕方は別の記事で書いたので、ここでは説明文と情報の書き方に絞ってお話しします。
この記事で分かること
- Googleの教室情報を、なぜホームページより先に直すのか
- 説明文(120字ほど)に入れる3つのことと、そのまま使える見本
- 説明文をAIに下書きしてもらう頼み方
Googleの教室情報は、ホームページより先に直す

教室を探している方は、「ピアノ教室 (街の名前)」のように検索します。そのとき、最初に目に入るのは、多くの場合、地図の情報です。私は、ホームページを開いてもらう前に、ここで安心してもらえるかどうかが大きいと思っています。
地図に出る教室情報は、いわば小さな名刺です。長い文章は要りません。短くて大丈夫です。
ただし、説明文を書く前に、確かめてほしいことがあります。次の3つです。
- 営業時間(レッスンをしている曜日と時間)が、いまのものになっているか
- 電話番号が、つながる番号になっているか
- ホームページのURLが、正しいか
ここが古いままだと、どれだけよい説明文を書いても、届きません。説明文より先に、この3つを見てください。
そのあとで、写真を3枚足します。教室の入口、レッスンの部屋、先生のお顔です。はじめて行く場所は、入口が分かるだけで安心できます。生徒さんが写る写真は、許可を取ったものだけにしましょう。
説明文に入れるのは、3つだけ
説明文は、約120字を目安にします。入れるのは次の3つです。
- どんな教室か(場所の近さや、教室の大きさなど)
- 誰に合うか(来てほしい方)
- 体験レッスンの案内(時間と、見学の可否)
見本は、こんな形です。架空の教室の文です。
大人の方も、小学生も、はじめの1曲は「弾きたい曲」から。
体験レッスンは、30分。見学だけでも歓迎です。
3行で、どんな教室か、誰に合うか、体験は何分か、の3つが全部入っています。はじめて探している方が知りたいのは、「私でも行っていいのかな」ということです。その気持ちに、先に答えています。
ここで大事なのは、体験レッスンの料金の有無を、先生が決めてはっきり書くことです。体験レッスンは、先生の大事な時間を使うものです。「無料」と書くかどうかは、教室の方針で決めてください。書くときは、あおる言葉(「今だけ」「限定」など)は使わないほうが、安心されます。
決まり文句を、この教室だけの事実に置きかえる

説明文で、いちばん書きやすくて、いちばん効果が薄いのが、どの教室でも言える決まり文句です。「初心者の方から経験者の方まで、お気軽にどうぞ」は、その代表です。悪い文ではありません。ただ、よその教室の説明文と並べると、見分けがつきません。
直し方は1つです。「教室側の言葉」を、「読む人の不安」と「この教室だけの事実」に置きかえます。
ピアノ教室です。初心者の方から経験者の方まで、お気軽にどうぞ。
【直した書き方】
駅から歩いて5分の、小さな教室です。はじめの1曲は「弾きたい曲」から。
直したほうには、「駅から5分」という事実と、「弾きたい曲から」という教室のやり方が入っています。どちらも、先生の答えから拾えるものです。
事実が思い浮かばないときは、次のことを書き出してみてください。
- 教室でいちばん大事にしていること(1つだけ)
- はじめて問い合わせる方が、よく口にする不安
- 体験レッスンの中身と、かかる時間
- 最寄り駅からの行き方
「うちは、ふつうの教室です」と思っても、大丈夫です。無理に違いを作る必要はありません。「ふつうのことを、ていねいにやっています」も、立派な紹介になります。作った違いは、あとで先生が苦しくなります。
説明文は、AIに下書きを頼む
120字は短い文ですが、ゼロから書こうとすると、意外と手が止まります。そこは、AI(ChatGPTなど)を秘書にして、下書きを頼みましょう。主役は先生です。出てきた下書きを読んで、自分の言葉に直します。
先生が用意するのは、教室の事実のメモだけです。次の文を貼って、【 】の中を書きかえてください。
Googleの教室情報に載せる説明文を、120字くらいで書いてください。
・教室の特徴:【教室で大事にしていること】
・来てほしい方:【来てほしい方】
・体験レッスン:【内容・時間・見学できるか】
・場所:【最寄り駅と、歩く時間】
・決まり:はじめての方が安心する言葉で。
「初心者歓迎」などの決まり文句は使わない。
答えに書いていないことは足さない。3つの案を出してください。
AIに貼る前に、生徒さんのお名前や連絡先は消してください。個人の情報は、貼らなくても説明文は書けます。
「答えに書いていないことは足さない」の一文が、大切です。AIは、ときどき、書いていない資格や人数を足してしまうことがあります。出てきた案は、事実が合っているかを読み直してから使いましょう。声に出して読んで、言いにくい所があれば、そこだけ直せば大丈夫です。
まとめ
- 地図に出る教室情報は、ホームページより先に直す。まず営業時間・電話・URLを確かめる
- 説明文は120字ほど。「どんな教室か」「誰に合うか」「体験レッスンの案内」の3つだけ入れる
- 決まり文句は、この教室だけの事実に置きかえる。下書きはAIに頼んでよい
今日やることは、1つだけです。Googleマップで自分の教室を検索して、営業時間と電話番号とURLが、いまのものかを見てみてください。10分あれば終わります。説明文は、そのあとで大丈夫です。
ホームページ全体の文章を、AIと一緒に1日で書き直したい方のために、トップの3行から講師紹介、料金、体験レッスンの案内まで、そのまま貼れる形にまとめた教材もあります。この記事の説明文は、その中の1ページ分です。
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