ピアノの体験レッスン、最初の3分でやること|緊張をほどく3つの順番とAIへの頼み方

体験レッスンの申込が入って、当日は教え方もていねいにした。内容も、よかったはず。それなのに、帰りぎわの「また連絡します」のあと、連絡が来ない。ピアノの先生なら、一度は覚えがある場面かもしれません。

先に結論をお伝えします。体験レッスンで大事なのは、上手に教えることより先に、相手の緊張をほどくこと。その順番は「最初の3分」で決めておけます。

この記事では、最初の3分を1分ずつに分けた順番と、その3分を台本にするためのAIへの頼み方をお話しします。

動画でも同じ内容をお話ししています。

体験に来る方は、ドアを開ける前から緊張しています。「間違えたら笑われるかな」「楽譜も読めないのかと思われたらどうしよう」「すすめられたら、断れるかな」。先生は教えたい気持ちでいっぱいで、相手は、うまくやらなきゃという気持ちでいっぱい。この2つが、すれ違ってしまうのです。

緊張したままだと、どんなにいい内容でも頭に入りません。お皿がいっぱいの人に料理を盛っても、こぼれてしまうのと同じです。だから、今日の合言葉は「ほどいてから、弾く」です。

もくじ

1. 1分めは、ピアノにさわらない

体験レッスンの最初に話す先生と生徒さん

最初の1分は、鍵盤の前に座ってもらわないでください。まずは、来てくれたことへのお礼。そのあとは「迷わず来られましたか」「今日は冷えますね」といった、なんでもない話をします。

大事なのは、相手の声を1回聞くことです。人は自分の声を出すと、少し安心します。先生はずっと話し続けず、質問をひとつして、あとはうなずいて待ちます。

このとき、つい言ってしまいがちなひと言があります。「楽譜は読めますか?」です。聞きたい気持ちはわかりますが、読めない方はここで身がまえてしまいます。代わりに、「どんな曲が弾けたらうれしいですか」と聞いてみてください。答えやすい質問は、それだけで緊張をほどいてくれます。

1分たったら、「では、ピアノのところに行きましょうか」。行きましょうか、と聞く形にすると、相手が自分で選べます。

2. 2分めは、今日のゴールを1つだけ決める

今日のゴールを決める体験レッスン

2分めで、今日のゴールを1つだけ決めます。小さなお子さんなら「今日は、この1つの音をきれいに鳴らして帰りましょう」。大人の方なら「右手だけで、この4つの音を弾いて帰りましょう」。

どこまでやればいいのか分からないのが、いちばん不安です。ゴールが見えると、人はほっとします。霧の中を歩くより、頂上までの道が見えているほうが、ずっと楽に歩けるのと同じです。

ここでも気をつけたいひと言があります。見本もゴールもないまま、「じゃあ、弾いてみてください」。こう言われると、相手は「間違えないように」としか考えられなくなります。ゴールは、小さく、ひとつ。小さければ小さいほど、うまくいきます。

3. 3分めは、最初の1音を一緒に。そして台本に

最初の1音を一緒に弾く

3分めで、ゴールに向けて最初の1音を弾いてもらいます。先生が先に弾いてみせて、相手がまねをする。うまくいかなくても「それでいいですよ」。

「いまの音、きれいでしたよ」とほめるときは、小さくても本当のことだけを言います。反対に、「大丈夫、大丈夫」というはげましは、相手には「大丈夫じゃない顔をしていたのかな」と聞こえることもあります。

最初の1音が鳴れば、残りの時間はずっと楽になります。相手も先生も、肩の力が抜けているからです。

そして、この3分は毎回同じ順番で進められるように、台本にしておきます。台本があると、先生自身も緊張しなくなります。下書きはAIに任せられます。使う教本、体験の時間、最初に弾いてもらう音などを箇条書きにして、次の言葉と一緒にAIに貼ってみてください。

あなたは、私のピアノ教室の体験レッスンの進め方を考える担当です。
体験に来た方の緊張をほどく「最初の3分の台本」を作ってください。
1分めはピアノにさわらず、お礼と雑談。2分めで小さな今日のゴールを1つ決めます。
3分めで、そのゴールに向けて最初の1音を弾くところまで進めてください。
(このあとに、ピアノ教室のことと、体験でいつもやることを箇条書きで貼る)

出てきた台本は、そのまま読まずに、一度声に出してみてください。言いにくいところを、先生のいつもの言葉に直せば完成です。

まとめ

  • 1分めはピアノにさわらず、お礼となんでもない話で、相手の声を1回聞く
  • 2分めで、今日のゴールを小さく1つだけ決める
  • 3分めは先生が先に弾き、最初の1音を一緒に鳴らす。この3分はAIと台本にしておく

今日やることは1つだけです。次の体験レッスンの「今日のゴール」を、1つだけ決めておいてください。

体験で伝えたいのは、技術ではなく「ここなら続けられそう」という安心です。そして、入会のタイミングは先生には選べません。うまくいかなかった日も、必要以上にがっかりしなくて大丈夫です。

「やらなきゃ」を、「やれた」に。ぼくは、いつでも先生の味方です。

YouTubeでは毎週土曜の朝7時に、ピアノ教室の先生のお悩みに答える動画を公開しています。

この記事の文例を、まとめて使える形にしました

体験レッスンのあと、もう待つだけにしない。(文面18通+台本)

体験のあとの連絡文と、最後の3分の台本をそのまま使える形に

くわしく見る(14日間の返金保証つき)

ほかの教材も見る

「やらなきゃ」を、「やれた」に。教室の発信を、AIの秘書に。

パソコンが苦手でもスマホだけでOK。コピペで使えるAI指示文テンプレ20本入り『教室AIスターターキット』(PDF)を、無料メール講座(全8回)の1通目でお届けしています。

無料メール講座に登録してキットを受け取る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

理想の生徒さんが集まる方法|大好きなことで毎日をイキイキ過ごす方法|自然体でありのままの自分で発信する方法|について発信しています。

詳しいプロフィールはこちら

コメント

コメントする

もくじ