「初心者歓迎!」「楽しいレッスン!」「丁寧に指導します!」——ピアノ教室や音楽教室の生徒募集の文章で、いちばんよく見かける言葉たちです。ぜんぶ本当のことなのに、なぜか申込につながらない。今日はその理由と、直し方の話です。
「初心者歓迎」は、教室側の言葉
となりの教室も、そのまたとなりの教室も、まったく同じ言葉を使っています。読む人から見ると、区別がつきません。そしてもっと大事なことがあります。募集ページを読んでいる人が申込フォームの前で考えているのは、「いい教室かどうか」ではなく、「私にできるかな」という不安だということです。
「私、楽譜も読めないのに、ついていけるかしら」「まわりが上手な人ばかりだったら、どうしよう」。この不安に、「初心者歓迎!」は実は何ひとつ答えていません。だから、申込ボタンが押せないのです。
特徴を並べるな、不安に答えろ
逆に言えば、不安に先回りして答えるだけで、同じ教室でも申込は変わります。
「楽譜が読めない方がほとんどです」
「60代で始めた方が一番多い教室です」
「見学だけで帰っても、まったく問題ありません」
うそをつく必要も、話を盛る必要もありません。順番を変えるだけ。不安が先、特徴があとです。
あなたの教室の「不安リスト」を作る
では、あなたの教室に来る人はどんな不安を抱えているのか。自分で考えると、なかなか出てきません。先生はもう「教室の中の人」だからです。
AIに聞くという手
ChatGPTなどのAIに「私の教室に興味を持った人が、申込をためらう理由や不安を10個、その人の心の声で書いてください」と聞くと、先生の思い込みの外側から不安を出してくれます。出てきた10個から、体験レッスンで実際に聞かれたことのある5つを選べば、それがあなたの教室の募集文の設計図になります。
もっと詳しく知りたい方へ
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